CHARACTER

  • MASKED ARMOR MODE
  • HUMANOID MODE

RIDE THE LIGHTNING

フレイヤ・ミラ・ゼバによって、イデアルタイプ・ヒューマノイドの創造を目的として開発された第三世代ヒューマノイド。

イデアルタイプ・ヒューマノイド、すなわち理想的な人類を創造するにあたっては大きく分けて二つの障壁が存在すると言われるが、本機はそれら障壁に柔軟に対処すべく最適な設計が成されている。

第一の障壁、非合理性。
これは理想的な人類という目的そのものが孕む矛盾・破綻を指す。
この課題は一見して致命的に思われるが、本機の高い演算処理能力と、チタンシリサイド・セルの新陳代謝によって獲得した不死性によって実現される無限のフィードバックループによって解決が望まれる。

第二の障壁、想定外の構成要素。
イデアルタイプ・ヒューマノイドの創造にあたって、何らかの未知なる観念や物理法則の存在がその障壁となる可能性は十二分にあり得る。
これについても、本機の演算処理能力による自己解決が望まれるが、その働きを補助するのが本機に搭載された多数の超高精度センサー系である。
より多くの、かつ正確な観測データの分析によって、未知の要因を解明し、それによって目的達成が後押しされることが望まれる。
センサー系に干渉しない設計が求められた結果、(臀部のものを除く)武装や補助推進装置といった追加装備は一切排除された。また、最新鋭の高出力ジェネレータの採用も見送られ、演算処理装置も少ないエネルギーで最大の効率を得るためのチューニングが施された。
そのため、開発当時の最新鋭機と比較すると、本機の総合性能はあまり高くない。

本機は臀部に二基の指向性エネルギーマニピュレーターを備える。
一方は出力重視の「ユリナリー・ミエイタス」、もう一方は精度重視の「ヴァージナル・オリフィス」である。
前者は新たな人類を創造する際、旧人類の影響を最小限にすべく人類を文明ごと焼き払うために、後者は新たなる人類を創造するために用いられる。

SPEC

別称:ヴァンガードタイプ・ヒューマノイド
動力:ワーゲン・マキシモフ型タキオン融合炉
装甲材質:チタンシリサイド
出力:7zw
頭頂高:2m
体重:30,000kg

登場するエピソード

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